握力計を使用して左右を計測し,記録します。握力が弱くなる(目安として15キロを下回る)とペットボトルの蓋が開かないなど,日常生活に不便を感じることが多くなります。
壁際に立ち,壁側の手を90°に伸ばします。できるだけその手を前方に伸ばし,手先の移動距離を計測します。このテストは重心移動の安定性を評価します。測定距離15cm未満で転倒の可能性が高いです。また,25cm以上の高齢者に対し,15cm未満の高齢者は転倒の危険が4倍あるとされています。
前かがみの姿勢をとり,手先とつま先の距離を計測します。両手の指先が到達した最下端のポイントの目盛を読み取ります。基準は足先で,そこまで達しない時は足先までの距離をマイナスで示します。2回実施して,良い方を記録に残します。
いすから立ち上がり3メートル先のコーンを回り,再びいすに座るまでの時間を計測します。タイムアップ&ゴーの結果は,一般的に高齢者の転倒リスクの予測値として参考にされています。13.5秒以上では転倒リスクが予測され,30秒以上では起居動作や日常生活動作に介助を要すと言われています。
※紹介した評価を行う際は,主治医に確認後行ってください。