感染症/食中毒


Q1:新型コロナウイルス感染症の感染者数が拡大に伴い、私は以前にも増して「いつ、どこで感染するかわからない」と不安に思っています。一方で、「自分は大丈夫」と楽観視しているスタッフもおり、再度の注意喚起が必要と考えています。今さらですが、感染予防のために最低限すべきこと、意識に低いスタッフに伝えておくべきこと教えてください。

 新型コロナウイルスに対する免疫は、多くの人が持っていません。同じ人が2回罹るかどうかについても、今のところ結論がでていません。さらに、症状がなくても病原体を保有している人もいるという事実から、「いつ、どこで感染するかわからない」と不安に思うのは当然です。

 しかし、新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は、飛沫感染と接触感染であることがわかっています。7/9にWHOから「空気感染が否定できない」という報告もありましたが、いずれにおいても「3密の回避」により感染の機会は減少します。

 また、感染源となる新型コロナウイルスは目や口や鼻などの粘膜から体に入るため、これらの部位を保護する、不用意に触らないなどの「自分に持ち込まない」対策が有効です。つまり、「マスクの着用」や「手洗い・手指消毒」などの基本的な感染予防対策の実行が、感染リスクの低減につながります。

 これらを基本的な対策とした上で、日常生活には「新しい生活様式」を取り入れると良いでしょう。以下、実践例として参考にしてください。

参考:厚生労働省:「新しい生活様式」の実践例
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

・人と近い距離で会話をする場合は、お互い必ずマスクを着用しましょう
※野外で人と人との距離を十分に保てる場合は、マスクを外してもかまいません

・「大人数での会食」や「カラオケや応援など大きな声を出す行為」は感染拡散の危険が高いとされているため、避けた方がよいでしょう

※会食する場合は2~3人の少人数で、向かい合わないように並列または斜めに座るようにし、料理を楽しみつつ会話は控えめにしましょう。特にお酒や接待を伴う会食は密接になるので、注意が必要です

・不特定多数の人が触れる場所は、定期的に清掃しましょう

・人が集まる場所は時々換気をしましょう

 また、高齢者施設での対応や介護職としての意識向上に関しては、下記のようなポスターで周知するとよいでしょう。ぜひ活用してください。